事例集
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MEINAN目標達成メソッドUP 事例集

MEINAN目標達成メソッドUPを活用して、経営の向上へ取り組む会社様の事例集を作成いたしました。
状況の似ている会社様と御社の状況を照らし合わすことで、課題発掘や経営計画の策定にお役立てください!

日用品の小売・卸売業:T社

経営課題 収益構造の見直し・販路拡大
戦略計画
店頭販売
不採算店舗の閉店と人材等の資源を他店へ集中
卸売販売
得意先との関係強化
ネット通販
販路拡大のためネット通販事業へ参入
実行施策
  • 2店舗を閉店。それぞれ賃貸と売却へ。
  • 卸売りについては得意先の御用聞きとなり、「まずはT社に相談」という関係を構築。ネット通販へ参入するため、複数のサイトへ登録。
実施検証 毎月1回の経営実績報告会により、予算と実績の差異を分析し、アクションプランの見直しを実施。

T社は東海3県で複数の路面店を有し、日用品を取り扱っている会社です。毎期順調に利益を計上していましたが、競合他社との価格競争により売上が減少し赤字へ転落。とうとう債務超過に陥ってしまいました。さらに、バブル全盛期に購入した不動産に対する借入金の返済に追われ、資金繰りも大きく悪化してしまいました。

そんな中、MEINAN目標達成メソッドUPにより現状分析を実施した結果、経営課題として収益構造の見直しと販路の拡大が必要との結論に至り、そこで不採算店舗の整理を決定すると共に、採算が取れている店舗については売上増加策を検討することになりました。また、ネット通販にも参入することを決めました。

最終的に、この行動計画を基に数値計画を作成し、5年で債務超過を解消する経営計画書に纏め上げました。

現在、計画作成から3年が経過しましたが、不採算店舗の閉店により資金流出が抑えられ、存続している店舗ではポイントカードの導入等により顧客をなんとかつなぎとめることができています。

また、ネット通販についても少しずつであるものの、毎期順調に売上を伸ばしており、全体では3期連続で黒字決算となりました。当初は、経営計画書は「絵に描いた餅」というイメージでしたが、UPの担当者と一緒に毎月の計画と実績の差異を分析し、その結果を当月の行動へ反映させることで、当初の計画に近い実績を残すことができています。また、これまで会議らしい会議をやっていませんでしたが、毎月の実績報告会で店長同士の情報交換も密になり、チームワークが良くなっていると思います。

ホテル業:H社

経営課題 売上増加による資金繰りの改善
戦略計画 客室プランの見直しによる客室単価の向上
実行施策 毎月の行動目標を立て、客室単価の向上策を実施。半年前から季節に合ったプランを立案。自社HPから予約が取れるようにHPの改定を実施。
実施検証 資金繰りに奔走することなく、毎月の目標管理に取り組んでいる。

H社は名古屋市内でビジネスホテルを営む会社です。最寄り駅から徒歩2分の好立地と従業員の接客の良さが宿泊客から評価されていましたが、不況の影響もあり、毎年売上が減少し赤字が続いていました。また、東日本大震災の際にあわてて借りた借入金の返済が大きく、特に閑散期の資金繰りがひっ迫していました。

そんな中、MEINAN目標達成メソッドUPで、業績改善と資金繰り改善に取り組みました。過去の売上を「稼働率×客室単価」で分析したところ、近隣のホテルとの価格競争に巻き込まれ、客室単価が減少していることが判明しました。強みであった接客を更に強化し、予約サイトの口コミ点数を上げるとともに、宿泊プランを見直して客室単価の増加を図りました。また、役員報酬の見直しや保険の解約による固定費削減に取り組みました。

このような経営改善策を計画書にまとめ取引金融機関へ提出。返済条件の見直しを行うことで、月々の返済負担が減り、資金繰りが改善しました。

売上の増加と固定費の削減により900万あった赤字が900万の黒字に転換しました。更に資金繰りで奔走することがなくなり、落ち着いて毎月の目標達成に取り組んでいます。次の一手として客室の改装を検討中です。

消防施設工事業:S社

経営課題 資金繰りの改善・収益率の改善
戦略計画
資金繰りの改善
中期経営計画を利用した金融機関との交渉
収益率の改善
売上分類による収益性の高い事業への資源集中
実行施策
  • 金融機関に対し返済猶予の交渉を進めるとともに、債権回収の仕組みを改善。
  • 保守メンテナンス事業へ経営資源を集中し、収益性を改善。
実施検証 定例役員会議等で進捗状況をチェックするとともに、金融機関への状況報告を実施。

S社は、名古屋市内で消防施設工事業を営む会社です。消防法規制の後押しもあり、業績は順調に推移していましたが、異業種参入、競合他社による低価格営業攻勢から、売上が減少した上、固定費増加等も重なり赤字が続いていました。また、資金繰りも悪化し、借入金返済が重荷になっていました。

そんな中、MEINAN目標達成メソッドUPを導入し、資金繰り改善と売上分類による収益率改善対策に取り組むことにしました。資金繰り改善については、UPの担当者との徹底した打合せ、現状把握を重ねた上で、債権回収期間短縮、不良債権圧縮を中心としたシミュレーションを何度も行い、5ヵ年の中期経営計画策定を行いました。

また、その計画を用いて金融機関に対し返済猶予の取り組みを行なうと同時に、債権回収についての新社内ルール策定と新システムの導入を実施しました。売上分類による収益率改善対策については、収益性の高い保守メンテナンス事業に経営資源を集中させ、効率性を重視しました。また、コア業務の見直しを行ない、顧客口座回復に努め付随業務売上増加も図ることとしました。

上記内容について、定例役員会議、営業会議等で進捗状況チェックするとともに、メイン銀行等への進捗状況報告も併せて実施しています。

現在は、売上増加と固定費削減、組織変更等の取り組みもあり、月次での黒字転換が可能となり、資金繰りも安定し、人材採用に踏み切るなど、攻めの姿勢となっています。

工作機械用部品製造業・卸売業:R社

経営課題 売上激減への対応
戦略計画
  • 内製化による限界利益率改善。
  • 経営改善計画を活用した金融機関交渉による返済条件の見直し。
実行施策 新工場の建設を凍結し、既存設備での収益改善を実行。内製化を進め限界利益率を改善。金融機関に対し借換え等の支援を要請。
実施検証 毎月目標達成度のチェックを行い、資金繰りを中心に翌月以降のシミュレーションを実施。

R社は愛知県で工作機械用部品の製造・卸売を営む会社です。創業当初は卸売りのみでしたが、顧客のニーズに応えるため、自社で工場を持ち、オリジナル製品の製造を行うようになりました。このように事業拡大を進めるにつれ、施設が事務所、倉庫、第一工場、第二工場が分かれてしまい、業務の効率化のため、広い土地を取得し、新工場を建設することとしました。ところが、主要取引先が当社からの仕入れを一部海外移管することを決定し、売上の激減が予想されました。

そんな中、MEINAN目標達成メソッドUPにより、新工場建設のシミュレーションを行いました。経営効率化と既存の地代家賃がなくなるため、損益改善の効果があるものの、資金繰りが厳しくなることが判明したため、新工場建設は凍結し、現状設備での経営改善を図ることとしました。

結果として、売上維持、工場での内製化による限界利益率改善、固定費削減を盛り込んだ経営改善計画書を作成しました。それを行動計画に落とし込み、着実に実行していく中で、徐々に売上も回復しました。

海外移管による売上が減少した年度は約2,600万円の損失となりましたが、見事に業績改善し、約2000万の利益まで回復しました。土地取得資金として借りた借入金の返済が始まっているため、資金繰りは予断を許さない状況ですが、経営改善計画を金融機関に提出し、随時借換えによる資金手当をしています。

 
 
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